不祥事・デマ・事件

ミヤネ屋、最終回前日に高市首相の画像を誤用。説明なしで終了は「やり逃げ」か

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読売テレビ制作の「情報ライブ ミヤネ屋」は、最終回前日の2026年10月1日、福岡県議会の金銭授受疑惑を伝えるVTRの冒頭に、疑惑とは無関係の高市早苗首相の笑顔の画像を使いました。番組内ではアナウンサーが短く謝罪しましたが、原因の説明はないまま、翌日に20年の歴史に幕を下ろしています。単なる編集ミスだったのか、それとも「最後っ屁」だったのか。放送の経緯と残された問題を検証します。

ミヤネ屋の高市首相画像の誤用とは?10月1日の放送で何が起きたか

「カツアゲ疑惑」のVTRに高市首相の笑顔

J-CASTニュースによると、問題の場面は福岡県議会の金銭授受疑惑を取り上げたVTRの冒頭でした。「福岡県議会“カツアゲ疑惑” “ドン”の功罪」という字幕とともに、笑顔の高市首相の静止画が映し出されました。その後のVTRでは、疑惑を告発した県議の発言や、蔵内勇夫前議長の紹介が続きましたが、高市首相は一度も登場していません。

西尾桃アナの謝罪の全文

VTRが終わり、CMが明けた後、読売テレビの西尾桃アナウンサーが次のように謝罪しました。

さきほどVTRの福岡県議会のニュースの中で、誤って高市総理の映像を使用してしまいました。大変失礼致しました。

西尾桃アナウンサー(2026年10月1日放送)
項目 内容
放送日2026年10月1日(最終回の前日)
字幕福岡県議会“カツアゲ疑惑” “ドン”の功罪
使われた画像高市早苗首相の笑顔の静止画
VTRの内容告発者の県議の発言、蔵内勇夫前議長の紹介など(高市首相は登場せず)
謝罪CM明けに西尾桃アナが一言で謝罪
読売テレビの説明原因の説明は確認できず

福岡県議会の「カツアゲ疑惑」とは

議長ポストをめぐる金銭授受の告発

福岡県議会では、議長や副議長のポストをめぐり、自民党県議団の幹部らに金銭を渡す慣例があったとする告発が相次いでいます。元議長の吉松源昭県議は、多額の支払いを求められたと証言し、「カツアゲされたようなもの」と表現しました。元副議長の江藤秀之県議も、支払いをしたと認めています。一方、蔵内勇夫議長は疑惑を否定したうえで、2026年8月に議員辞職を表明しました。

人物 主張・対応
吉松源昭県議(元議長)約2000万円の支払いを求められたと告発
江藤秀之県議(元副議長)合わせて825万円を支払ったと証言
蔵内勇夫議長疑惑を否定。2026年8月に議員辞職を表明

高市首相との関係は報じられていない

この疑惑に高市首相が関わっているという報道は、当サイトが確認した範囲では見当たりません。金銭授受の疑惑を伝える映像の冒頭に、無関係の首相の笑顔が映ったことで、視聴者に誤った印象を与えかねない放送となりました。

単なるミスか、最後っ屁か

同じ画像が直後のVTRでも使われていた

J-CASTニュースによると、同じ高市首相の画像は、続く次のVTRでも「大国の狭間で…」という字幕とともに使われ、米中関係の話題が紹介されました。本来は次のコーナーで使う画像が、一つ前のVTRの冒頭に誤って入ってしまった可能性があり、編集上のミスとみる余地はあります。

10月1日放送の流れ:字幕と画像のずれ
VTR① 福岡県議会の金銭授受疑惑
字幕
福岡県議会“カツアゲ疑惑” “ドン”の功罪
画像
✕ 高市首相の笑顔の静止画(疑惑とは無関係)
内容
告発者の県議の発言、蔵内勇夫前議長の紹介など
▼ 続くVTR
VTR② 米中関係
字幕
大国の狭間で…
画像
同じ高市首相の静止画
内容
米中関係の話題
CM明けに西尾桃アナが謝罪「誤って高市総理の映像を使用してしまいました。大変失礼致しました」
※J-CASTニュース、デイリースポーツの報道をもとに当サイトが作成

最終回前日、説明なし、制作側の謝罪もなし

一方で、放送は最終回の前日でした。謝罪はアナウンサーの短い一言だけで、プロデューサーなど制作側からの説明はありません。SNSでは「単なるミスで絶対済まされないやつ」「プロデューサーか編集担当が謝罪するべきでは?」といった批判が続いています。

当サイトの見方

同じ画像が直後のVTRでも使われていたことから、編集上のミスだった可能性はあります。しかし、放送は最終回の前日で、謝罪はアナウンサーの短い一言だけでした。原因の説明もないまま翌日に番組は終わり、検証の機会は失われています。意図的な「最後っ屁」だったのではないかという疑念が残るのも無理はありません。

終了前の1か月で2度の謝罪

ミヤネ屋が番組内で謝罪したのは、今回が初めてではありません。番組が終わるまでの最後の1か月だけでも、生放送中の謝罪が2度ありました。

放送日 問題 謝罪
2026年9月1日事件を解説していた元神奈川県警捜査1課長が、身体障害を指す差別的な言葉を使用約10分後のCM明けに西尾桃アナが「不適切な表現がありました。お詫びいたします」、宮根誠司氏が「失礼いたしました」
2026年10月1日福岡県議会の疑惑のVTRに、無関係の高市首相の画像を使用CM明けに西尾桃アナが「誤って高市総理の映像を使用してしまいました。大変失礼致しました」

どちらも、謝罪は番組内での短い言葉にとどまり、なぜそうなったのか、どう防ぐのかは説明されていません。

説明なしで終わったのは「やり逃げ」ではないか

翌日の最終回で、この件に触れたのか

ミヤネ屋は10月2日に最終回を迎えました。最終回の中で、前日の画像の誤用について改めて説明や謝罪があったと伝える報道は、当サイトが確認した範囲では見当たりませんでした(確認日:2026年10月3日)。

番組の終了で検証の場が失われた

番組が続いていれば、翌日以降に経緯を説明する機会もあったはずです。しかし最終回の前日に起きたことで、その機会は事実上なくなりました。ミスだったとしても、意図があったとしても、説明責任を果たさないまま番組が終わったことは、「やり逃げ」と言われても仕方がないのではないでしょうか。

読売テレビに求められる説明

番組が終わっても、制作した読売テレビの責任がなくなるわけではありません。視聴者は、番組の終了後もBPO(放送倫理・番組向上機構)に意見を寄せることができます。読売テレビは、なぜ無関係の首相の画像が使われたのか、どのような確認の体制だったのかを、公式に説明すべきです。

出典

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